女性ホルモンを調整してくれるビタミンB6

月経前症候群(PMS)は、生理が始まる2週間前から1週間前程度から身体面や精神面でいろいろな症状が出て、生理が始まったとたんに症状がなくなるという状態です

 

。症状は、むくみ、腹痛、頭痛、腰痛、胸の張り、睡眠障害、イライラ感、気分不安定、心配性、うつなどがさまざまです。

 
PMSの原因ははっきりしていませんが、月経サイクルのホルモンの変化と関係しているといわれています。

 
根本的な治療法は見つかっていないため、低用量ピルを使ったホルモン療法や頭痛薬、鎮痛薬、精神安定剤の投与など症状を軽くするための方法が行われています。

 

その中で重要と言われているのが、ビタミンB6です。

 
筋肉、内蔵、皮膚、ホルモンなどは、たんぱく質からできています。B6は、体内でアミノ酸からのたんぱく質合成、たんぱく質からのアミノ酸への分解に使われる成分です。

 

また、神経細胞の間で、情報の受け渡しをしている神経伝達物質の合成にも関係しています。

 

そのためB6が不足すると体にいろいろな支障がでてきます。

 
女性は月経前になると血中B6濃度が低下します。これは月経前に血中濃度が高まるプロゲステロンという女性ホルモンがアミノ酸代謝を促進して、B6が大量に消費されるためと言われています。

 

そのため、PMSの症状がある時にB6を投与すると症状が軽くなることがあります。

 
また、B6は、むくみ、胸の張り、気分不安定を改善する作用があるマグネシウムの働きを高めます。

 
B6は、レバー、マグロ、カツオ、鶏肉に多く含まれますので、PMSの症状がある場合にはこれらを食べるようにするとよいです。
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